コンピュータホログラム作品のライセンス表示

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やっと福島の原発も落ち着いてきたようである.まだまだ予断は許されないけど,以前よりは安心して朝刊を読めるようになってきた.しかし,関東では水道水からも放射能が検出されているようであり,被災地では震災そのもので多くの人々が苦しみ続けている.今回の震災で被災されたが方々に心よりお見舞い申し上げます.

さて,HODIC誌上で予告したギャラリー公開に向けて,すこしだけライセンスや著作権について勉強している.コンピューターホログラフィ(計算機合成ホログラム, CGHの新しい呼び名として提案中です)では,他のデジタルアートと同様,Webで作品本体の干渉縞も公開可能である.実際,現在作成中のギャラリーもその方向で(干渉縞も頒布する方向で)進めている.

これらにどのような著作権付与を宣言するのか? また,作品の再生像を撮影した画像・ビデオ等はどうするのか? 少し調べたところ,やはりクリエイティブ・コモンズ・ライセンスが最も適当なようである.アート作品・画像のライセンスの概念が整理され,安心な形で表示できる.ウィザードみたいなのに入れていくだけで著作権表示や関連するリンクが生成されるのも便利である.

しかし,ちょっと気になるのが,学生諸君と私の著作権の関係である.私が主に開発した計算技術とライブラリを使って,私の指示に従って学生諸君がコンピュータホログラムを作成している,しかし,細かなデザイン等は学生諸君が工夫していることが多い.この場合,ライセンスはどう表示すべきなのだろうか? 

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このページは、松島が2011年3月24日 12:16に書いたブログ記事です。

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