祝! 4か月連続「Applied Optics Top download 10」入り!

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自慢ネタで恐縮であるが,昨年の12月にApplied Optics誌に掲載された我々の論文Bear-II.jpg

Digitized holography: modern holography for 3D imaging of virtual and real objects, Appl. Opt. 50, H278-H284 (2011),

が,この3月もApplied Opics誌のTop download 10に居座り続けている.Top10の履歴はこんなカンジである.

2011年12月 第4位 (Top10初登場!)

いきなり第4位に登場であった.第1位~3位は純粋な研究論文ではなく,サーベイ/レビュー論文等なので,テクニカルなレポートとしては実質トップと考えても良いであろう.ぱちぱち.ただし,ちょっとしたコツもあって,オプションのお金を払って「Open Access」に指定してもらっておくと,無料で誰でも読めるのでランキングに入りやすい気がする.

ちなみに第1位は,2009年に書かれたMulti-Viewpoint Imageに関するサーベイ論文で,私の記憶の限りでは,登場以来ずっとトップを続けているというスゴい論文である.この年の同じ号には拙論文の「Extremely High-Definition Full-Parallax Computer-Generated Hologram Created by the Polygon-Based Method」(ホログラムThe Venusを発表した論文)も載っており,これもしばらくTop10に入っていたが,現在では見る影もない・・・ 

2012年1月 第5位 (↓ )

1ランクダウンしたが,拙論文より上位にあるのはやはり全てサーベイ論文であって研究論文ではトップであった.ちなみに12月の時点では拙論文より上位にあった3Dディスプレイのレビュー論文は拙論文より下位に落ちている.

新たに上位に入ってきた論文は1963年や1983年に書かれた古い論文である.これは,どうやらApplied Optics誕生50周年記念企画として公表された「過去50年に最も引用された論文のリスト」に掲載された過去の論文が再ダウンロードされているためのようである.

2012年2月 第9位 (↓ )

4ランクダウン.3か月目で急落である.さすがに賞味期限が切れてきたか・・・

やはり上位は大半がレビュー論文であり相当古いものが多いが,トロント大のProf. Keigo Iizukaの新しい研究論文が上位に入っている! どうやら,あの「光工学」の著者である飯塚啓吾先生のようである.だとしたら相当なお歳のはずなので,これは驚愕である.恐るべし飯塚先生!

2012年3月 第9位 (→ )

正直,もう圏外と思っていたので,まだTop10に残っていたのは驚きであった.実験を担当してくれた院生A君とモデルのクマに感謝! 上位はすべてレビュー論文等や10年以上前の古い論文である.21世紀に公表された研究論文としてはトップである・・と自画自賛しておこう.

さて,来月はどうなるのであろうか・・

 

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このページは、松島が2012年4月10日 16:29に書いたブログ記事です。

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