Wave Field Library (WFL)

WFLとは

波動光学的な計算を行うための基本的なライブラリです.

  • 簡単なC++プログラムにより,デジタルホログラフィ,回折光学素子,計算機合成ホログラム等の設計やシミュレーションが行えます.
  • FFTや各種の伝搬計算など処理の中心となる14以上のクラスと500近い関数を含んでいます.
  • 単純な回折伝搬計算だけではなく回転変換(非平行平面間の伝搬計算),オフアクシス回折計算等の最新の研究成果を実装しています.(→詳細)

ダウンロード

WFL3 Rel. 3.8.1 64ビット版 (2021/05/12)
WFL3 Rel. 3.9 Beta30 64ビット版 (2022/06/13)
解凍して セットアッププログラムを実行してください.追加インストール作業に関する説明やマニュアルもすべてスタートメニューの[WaveField Tools]にインストールされます.

主な変更点

  • (Rel 3.9 Beta30) WFL詳細更新履歴参照.
  • (Rel 3.8.1) WaveField::PaintTraiangle(), ResamplingCopy()等のバグフィックス.
  • (Rel 3.8.0) VisualStudio 2019に対応.PSLとの連携の向上(PSL2.0.4以上との組合せを推奨).その他バグフィックス.
  • (Rel 3.7.0) StopWatchクラスの改良.WaveField::MultiplySphericalWave(), MultiplyPolygonShape(), PaintPolygonShape()等のメソッドの新規追加.その他バグフィックス.
  • (Rel 3.6.2) Rel 3.6.0で改良したAsmProp()をデバッグ中に呼び出すと謎のブレークポイントが発生するため,Rel 3.6.0以前のAsmProp()に戻した修正版.
  • (Rel 3.6.1)バグフィックスと一部の関数の新設.
  • (Rel 3.6.0)連続タイリングシフテッドフレネル伝搬計算法の一部実装.AsmProp()のパフォーマンス向上.その他のバグフィックス.
  • (Rel 3.5.1) 主としてBMP関係のバグフィックス
  • (Rel 3.5.0) 主としてBMP画像の読み込み/書き込みの際のガンマ値の設定に関する変更です.また,それに応じてマニュアルのチュートリアルが修正されています.LoadBmp()関数の引数が変更されていますので,この関数を用いていたプログラムは再コンパイルが必要です.ソースの変更は必要ありません.【2016/07/07に公開したインストーラでインストールした方へ】 インストールファイルに欠落がありましたので,再ダウンロードしてください.【Windows10でのインストール】 インストールを拒否するかのようなメッセージが出ますが,詳細設定から強引にインストールすることが可能です.
  • (Rel 3.4.2) 主としてバグフィックス
  • (Rel 3.4) WaveField::SaveAsGrayBmp()とWinSaveAsGrayBmp()を新設.これによりピクセルビット数とガンマ補正値を指定してグレイスケールBMPとして保存できます.
  • 位相乱数化用の乱数ジェネレータとしてメルセンヌ・ツイスタ(Mersenne twister)を用いるように変更しました.
  • その他,WaveField::Transpose()関数,WaveField::ReduceByThinning()関数の新設,および様々なバグフィックスを行いました.
  • (Rel.3.3.2) WaveField::LoadBmp()とそれを利用するメソッドで,大きな画像の読み込みがエラーになるバグをフィックスしました.
  • フルカラーBMP画像を読み込めるようになりました.RGBのプレーンを指定して8ビットで読み込むこともできます.
  • WaveFieldのフィールドを分割型BMPとして保存できるようになりました.
  • その他,軽微な修正とバグフィックス,リンク方法の変更を含みます.

WFL詳細更新履歴

リソース

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