Polygon Source Library (PSL)
PSLとは
コンピュータホログラフィのためのライブラリです.ポリゴン法を用いてコンピュータホログラムを計算することができます.
- 3Dの物体形状データや画像データを読み込み3Dシーンの光波(Wave field)を計算します.
- 現バージョンでは,DXF/VRML/POV/MQO/OBJの物体形状フォーマットに対応しています.
- WFLの上位に位置するライブラリとしてポリゴン法のみならず,波動光学的結像計算クラスやメモリに入りきらない大規模な計算を支援するセグメント分割光波クラスなど8個のクラスと100以上の関数を含んでいます.(→詳細)
ダウンロード
PSL Rel 2.3.0 (2025/12/02)
本バージョンはWFL 3.9x以上と組み合わせて使用してください.解凍して 「インストール(PSL).txt」に従ってファイルコピーするだけでインストールできます.事前にWFLがインストールされている必要があります.マニュアルはWFLと共通です.
リソース
主な変更点
- (Rel 2.3.0) 開発環境をVS2022に変更,マニュアルを更新,その他バグフィックス
- (Rel 2.3 Beta) WFL3.9以上に対応,ポリゴン単位シルエット法と物体単位シルエット法を同時に行うメソッドの追加,スイッチバック法のマスク位置のバグフィックス,その他
- (Rel 2.2.1) サーフェースマスク法による隠面消去の性能向上.Phongの反射モデルに基づくフラット&スムース鏡面シェーダの実装(柳谷).アルファマッピングの実装(前田).
- Rel 2.2 → Rel 2.2.1 バグフィックス
- (Rel 2.1) 正確な隠面消去アルゴリズム(サーフェースマスク法)の実装(中本).ImagingViewerに焦点距離固定モードを追加
- (Rel 2.0.2 - 2.0.4) SurfaceBuilder::SetBandLimitMethod()のバグフィックス.WFL3.8との親和性の向上.
- (Rel 2.0) モデルのマテリアル情報を反映できるランバートシェーダの実装(柳谷).マテリアル情報,色情報の取り扱いの大幅な変更(柳谷).Visual Studio 2019対応ベータテスト