1998年電気関係学会関西支部連合大会, G-18-1(1998.11).

漸化式を用いた計算機合成フレネルホログラム近似計算法の誤差
Approximation Algorithm with Error Control for Computer-Generated Fresnel Holograms

松島恭治,高井正弘
K. Matsushima and M.Takai

関西大学工学部電気工学科
Department of Electrical Engineering, Kansai University


抜粋

はじめに
光線追跡による計算機合成フレネルホログラムの生成では,物体を点光源の集合とみなして,ホログラム上の各セルにおける物体光波を求める.この時,莫大な回数の空間的距離の計算が必要になるが,距離計算には開平演算が含まれるため,一般にリアルタイムでのホログラム画像の生成は困難である.
そこで,我々は漸化式を用いた近似計算により開平演算を避け,高速化したフレネルホログラム計算法を研究している[1, 2].本報告ではその誤差特性について述べる.


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